“ツヌ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:つぬ
語句割合
50.0%
都農25.0%
都野25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わぎも子に猪名野ヰナヌは見せつ。名次ナスキ山 ツヌの松原 いつかしめさむ(黒人——万葉巻三)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
石見の海都農ツヌの浦わを……いや高に山も越え来ぬ。夏草の思ひしなへてしぬぶらむ妹が門見む。靡け。この山。
日向の都野ツヌ神社の神奴は、国守の私から、国司の奴隷とせられた。神の憤りは、国司に禍を降す代りに、神奴の種を絶されるに到つた(日向風土記逸文)。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)