“小豆沢”のいろいろな読み方と例文
旧字:小豆澤
読み方割合
あずきさわ33.3%
あずきざわ33.3%
あづさは33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛騨吉城郡坂下村大字小豆沢あずきさわ字林ゴロ
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ようやく金で関所を越えて、かゞぞへ出て小豆沢あずきざわ杉原すぎはらうつぼ三河原みかわばらと五里少々余の道を来て、足も疲れて居ります。ことに飛騨は難処なんじょが多くて歩けませんから、三河原の又九郎またくろうという家に宿を取りました。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
文化丙寅五月十九日、長崎撫院ぶゐん和泉守曲淵公に従て東都を発す。巳時板橋に到て公小休こやすみす。家大人かたいじんここに来て謁見せり。余小茶店せうちやてんにあり。頼子善らいしぜん送て此に到る。午後駅を出て小豆沢あづさは村にいたる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)