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難処
読み方 | 割合 |
なんしよ | 33.3% |
なんじょ | 33.3% |
なんじよ | 33.3% |
老爺が
其の
手を
曳いて
起こして、さて、かはる/″\
負ひもし、
抱きもして、
嶮岨難処を
引返す。と
二時が
程に
着いた
双六谷を、
城址までに、
一夜、
山中に
野宿した。
漸く金で関所を越えて、かゞぞへ出て
小豆沢、
杉原、
靱、
三河原と五里少々余の道を来て、足も疲れて居ります。
殊に飛騨は
難処が多くて歩けませんから、三河原の
又九郎という家に宿を取りました。
酒折の宮、山梨の岡、
塩山、
裂石、さし
手の名も
都人の耳に聞きなれぬは、
小仏ささ
子の
難処を越して
猿橋のながれに
眩めき、
鶴瀬、
駒飼見るほどの里もなきに