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小休
ふりがな文庫
“小休”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おや
23.5%
こやすみ
23.5%
をやみ
23.5%
こやす
17.6%
おやみ
5.9%
をや
5.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おや
(逆引き)
小豆
(
あずき
)
を板の上に遠くでころがすような雨の音が朝から晩まで聞えて、それが
小休
(
おや
)
むと湿気を含んだ風が木でも草でも
萎
(
しぼ
)
ましそうに寒く吹いた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
小休(おや)の例文をもっと
(4作品)
見る
こやすみ
(逆引き)
西北の強風は三日の間
小休
(
こやすみ
)
もなく吹き、昼さえ陽の目を見せぬ
陰府
(
よみ
)
のような
陰闇
(
いんあん
)
たる海を
漂
(
ただよ
)
わしたすえ、四日午後になって、やっとのことで勢をおさめた。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
小休(こやすみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
をやみ
(逆引き)
ここより遠からねば、此の
小休
(
をやみ
)
に出で侍らんといふを、
五六
強
(
あながち
)
に此の
傘
(
かさ
)
もていき給へ。
五七
何
(
いつ
)
の
便
(
たより
)
にも求めなん。雨は
五八
更に
休
(
や
)
みたりともなきを。さて御住ひはいづ
方
(
べ
)
ぞ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
小休(をやみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
こやす
(逆引き)
当時幕府に勢力のある
彦根
(
ひこね
)
の藩主(
井伊
(
いい
)
掃部頭
(
かもんのかみ
)
)も、久しぶりの帰国と見え、
須原宿
(
すはらじゅく
)
泊まり、
妻籠宿
(
つまごしゅく
)
昼食
(
ちゅうじき
)
、馬籠はお
小休
(
こやす
)
みで、木曾路を通った。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
小休(こやす)の例文をもっと
(3作品)
見る
おやみ
(逆引き)
相手が何とかいうのを振向きもせずに店を出た。雨は
小休
(
おやみ
)
なく降り続けていた。
昼餉
(
ひるげ
)
の煙が重く地面の上を
這
(
は
)
っていた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
小休(おやみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
をや
(逆引き)
それは
小休
(
をや
)
みなく動く毎に、それだけ少しづつ彼等の本体の方へ近づいて来て、それ等の本体を
呑包
(
のみつつ
)
んでしまひさうに見える。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
小休(をや)の例文をもっと
(1作品)
見る
“小休”の意味
《名詞》
少しの休み。小休止。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
“小休”の類義語
間
一息
途絶
姿勢
間断
停止
中止
休止
中断
休み
“小休”で始まる語句
小休所
検索の候補
小休所
休息小屋
“小休”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
有島武郎
島崎藤村
薄田泣菫
佐藤春夫
泉鏡花
久生十蘭
森鴎外