トップ
>
陰府
ふりがな文庫
“陰府”の読み方と例文
読み方
割合
よみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よみ
(逆引き)
「かくの如く人も
寝
(
い
)
ね臥してまた起きず、天の尽くるまで目覚めず
睡眠
(
ねむり
)
を醒まさざるなり」とは、死後
陰府
(
よみ
)
における生活を描いたもので
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
その結果我々は
劇
(
はげ
)
しき
痙攣
(
けいれん
)
苦痛なくして救われたが、イエスの身は呪いとなって、一たび
陰府
(
よみ
)
の底深く沈み給うたのです。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
西北の強風は三日の間
小休
(
こやすみ
)
もなく吹き、昼さえ陽の目を見せぬ
陰府
(
よみ
)
のような
陰闇
(
いんあん
)
たる海を
漂
(
ただよ
)
わしたすえ、四日午後になって、やっとのことで勢をおさめた。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
陰府(よみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“陰府(
黄泉
)”の解説
黄泉(よみ、おみ)とは、日本神話や聖書などにおいて用いられる死後の世界を指す概念。
記紀神話から用いられている語で、明治時代以降には聖書の日本語訳でも「黄泉」や「陰府(よみ)」の訳語が用いられるようになった。本居宣長の『古事記』の解釈をはじめとして一般的には死者の世界を意味するとされるが、このような『古事記』の解釈に否定的な学説もあり(後述)、位置関係がどのように捉えられていたかについても学説は分かれている。
(出典:Wikipedia)
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“陰府”の関連語
黄泉国
夜見国
“陰”で始まる語句
陰
陰鬱
陰影
陰気
陰翳
陰陽師
陰氣
陰陽
陰欝
陰々
“陰府”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
内村鑑三
ヴィクトル・ユゴー
土井晩翠
倉田百三
久生十蘭