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小休
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こやす
ふりがな文庫
“
小休
(
こやす
)” の例文
当時幕府に勢力のある
彦根
(
ひこね
)
の藩主(
井伊
(
いい
)
掃部頭
(
かもんのかみ
)
)も、久しぶりの帰国と見え、
須原宿
(
すはらじゅく
)
泊まり、
妻籠宿
(
つまごしゅく
)
昼食
(
ちゅうじき
)
、馬籠はお
小休
(
こやす
)
みで、木曾路を通った。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
どうも気が変になつてゐるやうだ。色々な
独話
(
ひとりごと
)
を言つて、首を振つたり、合点合点をしたりしてゐる。指図もなにもしてくれない。もうさつきから
小休
(
こやす
)
みを
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
それは毎晩日が暮れると、ぶらり
家
(
うち
)
を出て祇園町をぶらつくのだ。意気な三味の
音
(
ね
)
が雨と降るなかを、セルロイド製のやうな頭を
掉
(
ふ
)
り/\三条へ出て、橋詰の
万屋
(
よろづや
)
で一寸
小休
(
こやす
)
みする。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
宿から宿への
継立
(
つぎた
)
てと言えば、
人足
(
にんそく
)
や馬の世話から荷物の扱いまで、一通行あるごとに宿役人としての心づかいもかなり多い。多人数の宿泊、もしくはお
小休
(
こやす
)
みの用意も忘れてはならなかった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“小休”の意味
《名詞》
少しの休み。小休止。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
“小休”で始まる語句
小休所