“渡島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしま66.7%
をしま16.7%
ワタリジマ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡島おしま松前郡福山町から根部田ねぶた村へ行く路にも、大ツクシナイ・小ツクシナイという二つの小川を渡ると、同じ人の著書に見えている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この汽船ふねおほき煙筒けぶりなびき渡島をしまの子らは此方こなた見てあらむ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
津軽蝦夷の称は、元慶二年出羽の夷反乱の際にも、屡々散見す。当時の将軍藤原保則、乱を平げて津軽より渡島ワタリジマに至り、雑種の夷人前代未だ嘗て帰附せざるもの、悉く内属すとあり。
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)