“おおしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大島88.9%
大嶋5.6%
大縞5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハヽヽヽ(葉子がその言葉につけ入って何かいおうとするのを木部は悠々ゆうゆうとおっかぶせて)あれが、あすこに見えるのが大島おおしまです。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
漱石はあすこからいつも人力車じんりきしゃに乗っていたが、リュウとしたつい大嶋おおしまの和服で、青木堂の前でくるまを止めて葉巻などを買っていた姿が、今も私の眼底にある。
文壇昔ばなし (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
ここんところ、ちょっと、お勝手もと不都合とみえて、この暑いのに縞縮緬しまちりめん大縞おおしまつぎつぎ一まいを着て、それでも平気の平左です。白い二の腕を見せて、手まくらのまま
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)