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昵懇
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ぢつこん
ふりがな文庫
“
昵懇
(
ぢつこん
)” の例文
それは約束の時間に米兵と
逢
(
あ
)
ふためだつた。或ひは
昵懇
(
ぢつこん
)
な兵隊から金をいたぶるためでもあつたらう。
老残
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
「文字ですか。」番兵はつひぞ
昵懇
(
ぢつこん
)
のない人の事でも訊かれるやうに、一寸考へる真似をした。「読めますよ。読めますともさ。だが、貴方はまた何だつてそんな事をお訊きになるんです。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「フーム、上州屋と越前屋は
昵懇
(
ぢつこん
)
でもあるのか」
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
某氏は同じ大学総長仲間といふのでウヰルソン氏とも
昵懇
(
ぢつこん
)
の間柄だつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“昵懇”の意味
《名詞》
昵懇(じっこん)
非常に親しいこと。懇意。
(出典:Wiktionary)
昵
漢検1級
部首:⽇
9画
懇
常用漢字
中学
部首:⼼
17画
“昵懇”で始まる語句
昵懇妓
昵懇客