“ひそ/\ばなし”の漢字の書き方と例文
語句割合
密々話100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お駒が酒のお酌か何かに道臣の居室ゐまへ入つて、長いこと密々話ひそ/\ばなしなぞしてゐる時、定吉は別に何事をも感ぜぬらしく、竹丸を嘲弄からかつたりして面白さうにしながら
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
おかめはこれをいゝ機会しおにして分家へ話をすれば、分家のじゝいは堅いから多助を追出すのは手間暇いらずだから、斯ういう都合にしましょう、あゝいう都合にしましょうと密々話ひそ/\ばなしをしている所へ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其後平七は二三度來たが、毎も四疊半の居室で父と密々話ひそ/\ばなしをしては歸つて行つた。
父の婚礼 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)