“くつつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
揃札50.0%
密接50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで切札なんか一枚もなく、やつと並札なみの十が上々で、揃札くつつきひとつないのに、妖女ウェーヂマの方では後からあとから二二一ピャチェリクばかり揃へやがる。
だが、まだしも仕合はせなことには、妖女ウェーヂマの手が余り香ばしくなくて、祖父の手に今度はお誂へむきな揃札くつつきが出来た。
其度、姉や私等は密接くつつき合つて顫へたものだ。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)