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くつつ
ふりがな文庫
“くつつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
密着
25.0%
附着
20.0%
密接
15.0%
食付
10.0%
喰付
10.0%
氷着
10.0%
密著
5.0%
密通
5.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
密着
(逆引き)
特に濡れた白襦袢一枚のぴつたりと身に
密着
(
くつつ
)
いて、殆んど骨ばかりの人間が岩上に佇んで居るとしか見えない。
古い村
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
くつつ(密着)の例文をもっと
(5作品)
見る
附着
(逆引き)
反身
(
そりみ
)
に
手足
(
てあし
)
をだらりと
下
(
さ
)
げて、
自分
(
じぶん
)
の
身躰
(
からだ
)
が
天井
(
てんじやう
)
へ
附着
(
くつつ
)
く、と
思
(
おも
)
ふとはつと
目
(
め
)
が
覚
(
さ
)
める、……
夜
(
よ
)
は
未
(
ま
)
だ
明
(
あ
)
けないのです。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くつつ(附着)の例文をもっと
(4作品)
見る
密接
(逆引き)
無理だ、電車と菊池君を
密接
(
くつつ
)
けるのは無理だ……。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
くつつ(密接)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
食付
(逆引き)
「昔々」と云へば
既
(
すで
)
に
太古緬邈
(
たいこめんばく
)
の世だから、小指ほどの
一寸法師
(
いつすんぼふし
)
が住んでゐても、竹の中からお姫様が生れて来ても、
格別
(
かくべつ
)
矛盾
(
むじゆん
)
の感じが起らない。そこで
予
(
あらかじ
)
め前へ「昔々」と
食付
(
くつつ
)
けたのである。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
くつつ(食付)の例文をもっと
(2作品)
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喰付
(逆引き)
『
何有
(
なあに
)
、私なんかモウお婆さんで、夫の側に
喰付
(
くつつ
)
いてゐたい齢でもありません。』と笑つてゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
くつつ(喰付)の例文をもっと
(2作品)
見る
氷着
(逆引き)
何気なしに取上げた銀
鍍金
(
めつき
)
の
石鹸函
(
しやぼんばこ
)
は指に
氷着
(
くつつ
)
く、廊下の
舗板
(
しきいた
)
が足を移す毎にキシ/\と鳴く、熱過ぎる程の湯は、顔を洗つて了ふまでに夏の川水位に冷えた。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
くつつ(氷着)の例文をもっと
(2作品)
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密著
(逆引き)
何だか私自身の側にその死神でも
密著
(
くつつ
)
いてゐる樣で、雨に濡れた五體が今更にうす寒くなつて來た。をり/\私の顏を
竊
(
ぬす
)
み見する人たちの眼にも今までと違つた眞劍さが見えて來た樣だ。
熊野奈智山
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
くつつ(密著)の例文をもっと
(1作品)
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密通
(逆引き)
くわつと急き込みながら『なるほど今は女房じやない。
離縁
(
さつ
)
たのは覚えてゐる。が己れが
離縁
(
さ
)
らないその内から、
密通
(
くつつ
)
いてゐた男があらふ』
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
くつつ(密通)の例文をもっと
(1作品)
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