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食付
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くつつ
ふりがな文庫
“
食付
(
くつつ
)” の例文
さうかと思ふと
易断
(
うらなひ
)
に非常な興味を
有
(
も
)
つてゐる。
石龍子
(
せきりうし
)
と
尾島某
(
おじまなにがし
)
を大いに崇拝する。代助も二三度御
相伴
(
しようばん
)
に、
俥
(
くるま
)
で
易者
(
えきしや
)
の
許
(
もと
)
迄
食付
(
くつつ
)
いて行つた事がある。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「昔々」と云へば
既
(
すで
)
に
太古緬邈
(
たいこめんばく
)
の世だから、小指ほどの
一寸法師
(
いつすんぼふし
)
が住んでゐても、竹の中からお姫様が生れて来ても、
格別
(
かくべつ
)
矛盾
(
むじゆん
)
の感じが起らない。そこで
予
(
あらかじ
)
め前へ「昔々」と
食付
(
くつつ
)
けたのである。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
三千代は兄と此
二人
(
ふたり
)
に
食付
(
くつつ
)
いて、時々池の
端
(
はた
)
抔を散歩した事がある。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“食”で始まる語句
食
食物
食卓
食事
食客
食堂
食膳
食餌
食禄
食料