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食膳
ふりがな文庫
“食膳”の読み方と例文
読み方
割合
しょくぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょくぜん
(逆引き)
夜は
母屋
(
もや
)
の囲炉裏ばたをおのれの働く場所として、主人らの
食膳
(
しょくぜん
)
に上る野菜という野菜は皆この男の手造りにして来たものであった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
わざわざ一人前の
食膳
(
しょくぜん
)
をこしらえさせるのが気の毒なくらいであったが、しかし静かで落ち着いてたいへんに気持ちがよかった。
写生紀行
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
と云い、新八が立ちあがると、女は乱暴に夜具をたたみ、隅のほうへつくね、そして、押しやってあった
食膳
(
しょくぜん
)
を、部屋のまん中へ据えた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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(40作品)
見る
“食膳”の意味
《名詞》
料理をのせた膳。また、その料理。
(出典:Wiktionary)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
膳
常用漢字
中学
部首:⾁
16画
“食”で始まる語句
食
食物
食卓
食事
食客
食堂
食禄
食餌
食料
食指
検索の候補
夜食膳
膳椀食具
“食膳”のふりがなが多い著者
山本周五郎
徳田秋声
谷崎潤一郎
水上滝太郎
島崎藤村
中島敦
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和辻哲郎
紫式部
夏目漱石