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風靡
ふりがな文庫
“風靡”の読み方と例文
読み方
割合
ふうび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふうび
(逆引き)
十年二十年ほど前には、やくざ小説がはやり、明治の初年には、義賊小説や泥棒芝居が恐ろしい勢いで、創作演劇の世界を
風靡
(
ふうび
)
した。
随筆銭形平次:17 捕物小説というもの
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
でも、当時を
風靡
(
ふうび
)
した官員さんの細君になったので、また縁がつながったものと見える。思うに私の母はちと
癪
(
しゃく
)
だったに違いない。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
悪党楠木の聞えは、かつて河内野を
風靡
(
ふうび
)
した時代もある。それは藤房も知っていた。けれど“悪党”の称は、悪人の意味ではない。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
風靡(ふうび)の例文をもっと
(93作品)
見る
“風靡”の意味
《名詞》
風 靡(ふうび)
靡き(なびき)従わせること。また、靡き従うこと。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
靡
漢検1級
部首:⾮
19画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風呂敷包
風説
“風靡”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
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直木三十五
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