“ふうび”の漢字の書き方と例文
語句割合
風靡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上書してすこぶる政府を威嚇いかくするの意を含めたものもある。旗勢をさかんにし風靡ふうびするの徒が辞表を奉呈するものは続きに続いた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
第一 病気の敵 今や我邦わがくに露西亜ろしあに向って膺懲ようちょういくさを起しました。我が海陸軍は連戦連勝の勢いでしきりに北亜の天地を風靡ふうびします。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
伊太利イタリー乾物屋の店先の棒鱈のように寝そべっているのは、当時欧羅巴ヨーロッパ風靡ふうびしている裸体主義ニュディズムの流行に迎合しているのではない。