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いっせい
ふりがな文庫
“いっせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一斉
67.9%
一声
20.2%
一世
2.4%
一整
2.4%
一齊
2.4%
一清
1.2%
一勢
1.2%
一睛
1.2%
諸声
1.2%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一斉
(逆引き)
室内にいた二十人ばかりの男女の視線が
一斉
(
いっせい
)
に、立竦んでいるぼくに注がれた気がして居たたまれず、すぐ表に出てしまいました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
いっせい(一斉)の例文をもっと
(50作品+)
見る
一声
(逆引き)
この時まで主人の
後
(
あと
)
に
温和
(
おとなし
)
く
尾
(
つ
)
いて来た
彼
(
か
)
のトムは、
猝
(
にわか
)
に何を認めたか知らず、
一声
(
いっせい
)
高く唸って
飛鳥
(
ひちょう
)
の如くに駈け出した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いっせい(一声)の例文をもっと
(17作品)
見る
一世
(逆引き)
胡桃
(
くるみ
)
の
裏
(
うち
)
に
潜
(
ひそ
)
んで、われを
尽大千世界
(
じんだいせんせかい
)
の王とも思わんとはハムレットの述懐と記憶する。
粟粒芥顆
(
ぞくりゅうかいか
)
のうちに
蒼天
(
そうてん
)
もある、大地もある。
一世
(
いっせい
)
師に問うて云う、
分子
(
ぶんし
)
は
箸
(
はし
)
でつまめるものですかと。
一夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっせい(一世)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
一整
(逆引き)
一整
(
いっせい
)
に立ち上ったが呶鳴り出した。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いっせい(一整)の例文をもっと
(2作品)
見る
一齊
(逆引き)
土間のなかばで、そのおじやのかたまりのような四人の形が暗くなったのは、トタンに、一つ二つ電燈がスッと息を引くように赤くなって、橋がかりのも洗面所のも
一齊
(
いっせい
)
にパッと消えたのである。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いっせい(一齊)の例文をもっと
(2作品)
見る
一清
(逆引き)
百日の期限をきって暇を乞い、
薊州
(
けいしゅう
)
の地へ母をたずね、また老師へ会いに行くといって去った
公孫勝
(
こうそんしょう
)
の
一清
(
いっせい
)
である。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お、おれだってよ……木の
股
(
また
)
から生れたわけじゃねえや。こう見えても、
故郷
(
くに
)
には、年とったおふくろがいらアな。
一清
(
いっせい
)
が
羨
(
うらや
)
ましいや。先生が羨ましいんだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっせい(一清)の例文をもっと
(1作品)
見る
一勢
(逆引き)
氏の家へ半月程前の夕刻
玄関
(
げんかん
)
稼
(
かせ
)
ぎの盗人が入りました。ふと気が付いた
家人
(
かじん
)
は
一勢
(
いっせい
)
に騒ぎ立てましたが、氏は逃げ行く盗人の
後姿
(
うしろすがた
)
を見る
位
(
くらい
)
にし
乍
(
なが
)
ら
突立
(
つった
)
ったまま一歩も追おうとはしませんでした。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
いっせい(一勢)の例文をもっと
(1作品)
見る
一睛
(逆引き)
一睛
(
いっせい
)
を
暗所
(
あんしょ
)
に点ぜず、藤尾は眼を上げなかった。ただ畳に落す靴足袋の先をちらりと見ただけでははあと悟った。小野さんは座に着かぬ先から、もう
舐
(
な
)
められている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっせい(一睛)の例文をもっと
(1作品)
見る
諸声
(逆引き)
車夫は
諸声
(
いっせい
)
に
凱歌
(
かちどき
)
を揚げ、勢いに乗じて二歩を抽き、三歩を抽き、ますます
馳
(
は
)
せて、軽迅
丸
(
たま
)
の
跳
(
おど
)
るがごとく二、三間を先んじたり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いっせい(諸声)の例文をもっと
(1作品)
見る
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