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いちどき
ふりがな文庫
“いちどき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一時
60.5%
一斉
20.9%
一齊
9.3%
一度期
4.7%
一度
2.3%
一度気
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時
(逆引き)
だから人間は余計に
服
(
の
)
まなければ利くまいと思って、その赤玉ちうのを二つ買って来た。これを
一時
(
いちどき
)
に服んだら大抵利くだろう。
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
いちどき(一時)の例文をもっと
(26作品)
見る
一斉
(逆引き)
片隅の美女の家へ、
門背戸
(
かどせど
)
かけて、畳天井、
一斉
(
いちどき
)
に、屋根の上の丘の腹まで運込みました儀でござったよ。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いちどき(一斉)の例文をもっと
(9作品)
見る
一齊
(逆引き)
うつゝ
責
(
ぜめ
)
とか
申
(
まを
)
すのに、どら、ねう
鉢
(
ばち
)
、
太鼓
(
たいこ
)
を
一齊
(
いちどき
)
に
敲
(
たゝ
)
くより、
鉦
(
かね
)
ばかりですから、
餘計
(
よけい
)
に
脈々
(
みやく/\
)
へ
響
(
ひゞ
)
いて、
貫
(
とほ
)
つて、
其
(
そ
)
の
苦
(
くる
)
しさつたら、
日
(
ひ
)
に三
度
(
ど
)
も
注射
(
ちうしや
)
の
針
(
はり
)
を
刺
(
さ
)
されます
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
いちどき(一齊)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
一度期
(逆引き)
義雄は夏以來の働きを
一度期
(
いちどき
)
に目の前に浮べた。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
いちどき(一度期)の例文をもっと
(2作品)
見る
一度
(逆引き)
由「あなた湯へ這入っても
一度
(
いちどき
)
に這入っちゃアいけません、私が伊香保で何度も這入って
逆上
(
のぼ
)
せてね困りました、初めは面白いから日に七度も這入って鼻血が出ました」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いちどき(一度)の例文をもっと
(1作品)
見る
一度気
(逆引き)
他愛のない夢から一足飛びにこの恐ろしい現実に呼びさまされた彼れの心は、最初に彼れの顔を高笑いにくずそうとしたが、すぐ次ぎの瞬間に、彼れの顔の筋肉を
一度気
(
いちどき
)
にひきしめてしまった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
いちどき(一度気)の例文をもっと
(1作品)
見る
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