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いっとき
ふりがな文庫
“いっとき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一時
46.2%
一刻
34.8%
一斉
7.7%
一瞬
4.9%
一晌
4.5%
二時間
0.8%
同時
0.4%
壱時
0.4%
寸時
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時
(逆引き)
そうして、他人の中で
揉
(
も
)
まれて来れば、人間も少しは強くなるに相違ない、腕もあがるに相違ない。
一時
(
いっとき
)
は辛くとも当人の末の為になる。
心中浪華の春雨
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いっとき(一時)の例文をもっと
(50作品+)
見る
一刻
(逆引き)
「——
一刻
(
いっとき
)
ばかりが大事なところだ、おれも今すぐに出向くから、持場を離れずに
撓
(
た
)
めていてくれ。日ごろの稽古を試すのは今宵だぞ」
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっとき(一刻)の例文をもっと
(50作品+)
見る
一斉
(逆引き)
(ハイ、これ、昔から言うことだ。二人
一斉
(
いっとき
)
に産をしては、後か、
前
(
さき
)
か、いずれ一人、
相孕
(
あいばらみ
)
の
怪我
(
けが
)
がござるで、分別のうてはなりませぬ、)
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いっとき(一斉)の例文をもっと
(19作品)
見る
▼ すべて表示
一瞬
(逆引き)
まったく彼の影は、
一瞬
(
いっとき
)
の間に細く見えた。——つくづく奉公人の器でない事を、今更、自分で知って
臍
(
ほぞ
)
を噛むのだった。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっとき(一瞬)の例文をもっと
(12作品)
見る
一晌
(逆引き)
さしたる荷物もないのであるが、それでも
一晌
(
いっとき
)
ほどの暇を潰して、主人も家来もがっかりした。表では雨の音がはらはら聞えた。
鳥辺山心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いっとき(一晌)の例文をもっと
(11作品)
見る
二時間
(逆引き)
「
二時間
(
いっとき
)
のことはさておいて半刻遅れても間に合わぬ!」島君はべたべたと坐ってしまった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いっとき(二時間)の例文をもっと
(2作品)
見る
同時
(逆引き)
「いや、ものに誘われて、何でも、これは、言合わせたように、前後甲乙、さっぱりと三人
同時
(
いっとき
)
だ。」
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いっとき(同時)の例文をもっと
(1作品)
見る
壱時
(逆引き)
評定所同心湯場宗十郎等ガ中ヘイリテ、段々八太郎ガ不礼ノ段ヲ
詫
(
わ
)
ビルカラ、大草ヘモ云ワズニ帰ッタ、オヨソ
壱時
(
いっとき
)
バカリノコト、御座敷中ガ大騒動シタガ、イイキビダッタ
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
いっとき(壱時)の例文をもっと
(1作品)
見る
寸時
(逆引き)
わたくしなどは
今
(
いま
)
が
修行
(
しゅぎょう
)
の
真最中
(
まっさいちゅう
)
、
寸時
(
いっとき
)
もうかうかと
遊
(
あそ
)
んでは
居
(
お
)
りませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
いっとき(寸時)の例文をもっと
(1作品)
見る
“いっとき”の意味
《名詞・形容動詞》
昔の時間の単位で、現在の2時間。ひととき。
僅かな時間。ある特定の時期。いちじ。
同時。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ひととき
いつとき
しばらく
ちつと
いちどき
ひとしきり
いっこく
いつこく
いっせい
いつせい