“ひととき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒトトキ
語句割合
一時57.1%
一刻23.1%
一瞬16.5%
一斉2.2%
一晌1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時、ここにこうしているのか、それとも一年も前から同じように寝ているのか、彼の困憊した心には、それさえ時々はわからない。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
一刻でも、貴公が体をやすめるように、わざと日暮れまでぶらついていたのだ。しかし欣んでくれ、矢文の願意は、お聞き届けになった」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄昏に似た慌ただしさで暮れてゆく一瞬の夏に追ひ縋つて、あの蝉の音に近い狂燥を村の人達は金比羅山に踊るのであつた。
黒谷村 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
「お暇は取らせませぬ。およそ一晌、それもかなわずば半晌でも……。まげて御対面を折り入って頼みまする。御庵主、あるじの御坊……。」
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)