“蒼天”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうてん53.8%
あをぞら15.4%
あおぞら7.7%
おおぞら7.7%
さうてん7.7%
そら7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしてわれ今再びこの河畔かはんに立ってその泉流のむせぶをき、その危厳のそびゆるを仰ぎ、その蒼天そうてんの地にれて静かなるをるなり。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
蒼天あをぞらを見て驚かぬさかしびと見ておどろけやいにしへのごと
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
蒼天おおぞらまるい、まん円い
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
将門が新皇と立てられるのをいさめて、帝王の業は智慧ちゑ力量の致すべきでは無い、蒼天さうてんもしみせずんば智力また何をかさん、と云つたとある。至言である。好人である。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ああ、けふばかりは蒼天そらも自分にふさはしく