“そうてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウテン
語句割合
装填46.2%
蒼天23.1%
早天15.4%
霜天7.7%
噪聒3.8%
裝填3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主砲係りの兵員は、火薬の煙に吹かれた真黒な顔の中から、キリリと白い歯列を見せて、一弾又一弾と、重い砲弾を装填そうてんしていった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
弾薬を装填そうてんして、わずかの窪地の蔭から、銃口を敵へ擬しながらも、距離を考えて、容易には放たなかった。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
コゼットは蒼天そうてんのうちに、自分と似寄った者を、恋人を、おっとを、天国における男性を、見いだしたのである。
けれども、たとい他の者は皆雨傘あまがさの下にいようとも、恋人らがながめる幸福の蒼天そうてんは、常に空の片すみに残ってるものである。
孝「最早一刻も猶予致す時でございませんゆえ、みょう早天そうてん出立致す了簡です」
土地によって方式は少しずつちがうが、午前は日迎えと称して東に向って歩み、午後は日送りといって西の方へあるいて行く処もあれば、早天そうてんに家から東に当る霊場に行って日の出を拝み、それから南をあるいて日の入りは西の方で拝むという例もある。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
正月十日、霜天そうてんに泡を吹いて、ガラツ八の八五郎、奔馬ほんばのやうに飛んで來たのです。
然れども太平の酔客は、霜天そうてん晨鐘しんしょうに目をさますを欲せず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
すると、ここに、海ぞいの窓ぎわに席を占めた男女二人の若き東洋人、満堂の噪聒そうてん乱語を空吹く風と聞き流し、〽ナニ、花馬車の一等賞はこっちのものサ。
もし彈藥だんやく裝填そうてんしてなくあるひたん彈丸たまだけめて火藥かやくくはへなかつたなら
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
鐵砲てつぽう彈藥だんやく裝填そうてんしてあれば引金ひきがねはづすことによつて彈丸たま遠方えんぽうぶが
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)