“彈丸”のいろいろな読み方と例文
新字:弾丸
読み方割合
たま85.7%
だんぐわん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんな馬鹿なことを考へて居るわけぢやない。下手人は鐵砲を何處から撃つたか、それが知り度いんだ。どんな彈丸たまが、どう拔けたか」
君の我身を愛し給ふをば、彼の不幸なる日の夕に、彈丸たまのベルナルドオを傷けし時、君が打明け給ひしに先だちて、私はさとり居り候ひぬ。
有力いうりよくなる軍器ぐんきへば、非常ひじやうなる爆發力ばくはつりよくいうする彈丸だんぐわん種類しゆるいかしら、それとも、一種いつしゆ魔力まりよくいうする大砲たいほう發明はつめいであらうか。
ドアそとでひき呼吸いきつぶやこゑ彈丸だんぐわんごとんでおとたちま手負猪ておひじしおそふやうな、殺氣さつきつた跫音あしおと犇々ひし/\ドアる。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)