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手負猪
ふりがな文庫
“手負猪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ておいじし
60.0%
ておひじし
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ておいじし
(逆引き)
芹沢といえども
剽悍無比
(
ひょうかんむひ
)
なる新撰組の
頭
(
かしら
)
とまで立てられた男である、まして
手負猪
(
ておいじし
)
の荒れ方である。敵は誰ともわからぬが、相手はそんなに多数ではない。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
十人が二十人になり、三十人になり、最後には、飛道具や、さす又や、本職の捕物道具まで
持出
(
もちだ
)
して、一人の余吾之介を、
手負猪
(
ておいじし
)
でも扱うように取詰めたのです。
十字架観音
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
手負猪(ておいじし)の例文をもっと
(3作品)
見る
ておひじし
(逆引き)
と
扉
(
ドア
)
の
外
(
そと
)
でひき
呼吸
(
いき
)
に
呟
(
つぶや
)
く
聲
(
こゑ
)
、
彈丸
(
だんぐわん
)
の
如
(
ごと
)
く
飛
(
と
)
んで
行
(
ゆ
)
く
音
(
おと
)
。
忽
(
たちま
)
ち
手負猪
(
ておひじし
)
の
襲
(
おそ
)
ふやうな、
殺氣
(
さつき
)
立
(
だ
)
つた
跫音
(
あしおと
)
が
犇々
(
ひし/\
)
と
扉
(
ドア
)
に
寄
(
よ
)
る。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『糞ツ。』と許り、信吾は其手を払つて
手負猪
(
ておひじし
)
の様な勢ひで昌作に組みつく。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
手負猪(ておひじし)の例文をもっと
(2作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
猪
漢検準1級
部首:⽝
11画
“手負”で始まる語句
手負
検索の候補
手負
手置帆負
“手負猪”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡太郎
石川啄木
泉鏡花
岡本綺堂
野村胡堂