“ておひじし”の漢字の書き方と例文
語句割合
手負猪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドアそとでひき呼吸いきつぶやこゑ彈丸だんぐわんごとんでおとたちま手負猪ておひじしおそふやうな、殺氣さつきつた跫音あしおと犇々ひし/\ドアる。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
『糞ツ。』と許り、信吾は其手を払つて手負猪ておひじしの様な勢ひで昌作に組みつく。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)