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手負猪
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ておひじし
ふりがな文庫
“
手負猪
(
ておひじし
)” の例文
と
扉
(
ドア
)
の
外
(
そと
)
でひき
呼吸
(
いき
)
に
呟
(
つぶや
)
く
聲
(
こゑ
)
、
彈丸
(
だんぐわん
)
の
如
(
ごと
)
く
飛
(
と
)
んで
行
(
ゆ
)
く
音
(
おと
)
。
忽
(
たちま
)
ち
手負猪
(
ておひじし
)
の
襲
(
おそ
)
ふやうな、
殺氣
(
さつき
)
立
(
だ
)
つた
跫音
(
あしおと
)
が
犇々
(
ひし/\
)
と
扉
(
ドア
)
に
寄
(
よ
)
る。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『糞ツ。』と許り、信吾は其手を払つて
手負猪
(
ておひじし
)
の様な勢ひで昌作に組みつく。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
猪
漢検準1級
部首:⽝
11画
“手負”で始まる語句
手負