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おおぞら
ふりがな文庫
“おおぞら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大空
90.3%
蒼穹
2.2%
虚空
2.2%
霄
2.2%
大穹
1.1%
大虚空
1.1%
蒼天
1.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大空
(逆引き)
この匂は
藍色
(
あいいろ
)
の
大空
(
おおぞら
)
と、
薔薇色
(
ばらいろ
)
の土とを
以
(
も
)
て、暑き夏の造り
醸
(
かも
)
せしものなれば、うつくしき果実の肉の
中
(
うち
)
には、明け行く大空の色こそ含まれたれ。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
おおぞら(大空)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蒼穹
(逆引き)
いかにも、湖は
晃々
(
きらきら
)
と見える。が、水が
蒼穹
(
おおぞら
)
に高い処に光っている。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おおぞら(蒼穹)の例文をもっと
(2作品)
見る
虚空
(逆引き)
小夜
(
さよ
)
更けぬ。町
凍
(
い
)
てぬ。どことしもなく
虚空
(
おおぞら
)
に笛の聞えた時、恩地喜多八はただ一人、湊屋の軒の蔭に、姿
蒼
(
あお
)
く、影を濃く立って謡うと、月が棟高く
廂
(
ひさし
)
を照らして、
渠
(
かれ
)
の
面
(
おもて
)
に、扇のような光を投げた。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おおぞら(虚空)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
霄
(逆引き)
が、山々の緑が迫って、むくむくとある
輪廓
(
りんかく
)
は、
霄
(
おおぞら
)
との
劃
(
くぎり
)
を
蒼
(
あお
)
く、どこともなく
嵐気
(
らんき
)
が迫って、
幽
(
かすか
)
な谷川の
流
(
ながれ
)
の響きに、火の雲の炎の脈も、淡く紫に彩られる。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おおぞら(霄)の例文をもっと
(2作品)
見る
大穹
(逆引き)
来る年々の夏は、なるほど暑いものではあったが、しかし
紺碧
(
こんぺき
)
の
大穹
(
おおぞら
)
と、純白な雲の峰と、身軽な生活とから、私の好きな気候であった筈なのだが——。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
おおぞら(大穹)の例文をもっと
(1作品)
見る
大虚空
(逆引き)
立てば頭が
支
(
つか
)
える、横になっても、足を楽々延ばせない、万里見透しの
大虚空
(
おおぞら
)
の中で、こんな見すぼらしい小舎を作って、人間はその中に囚われていなければならない、戸外には夜に入ると
奥常念岳の絶巓に立つ記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
おおぞら(大虚空)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒼天
(逆引き)
蒼天
(
おおぞら
)
は
円
(
まる
)
い、まん円い
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おおぞら(蒼天)の例文をもっと
(1作品)
見る
“おおぞら”の意味
《名詞》
おおぞら【大空】
広々とした大きな空。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
そら
おほぞら
あおぞら
あをぞら
おおそら
おほそら
たいくう
さうてん
そうてん
さうきう