蒼穹おおぞら)” の例文
彼はうえと疲れでがっくりと仰臥あおのけになったまま、暗い蒼穹おおぞらにきらめく星屑をうち眺めた。
乞食 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
いかにも、湖は晃々きらきらと見える。が、水が蒼穹おおぞらに高い処に光っている。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)