“一睛”の読み方と例文
読み方割合
いっせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一睛いっせい暗所あんしょに点ぜず、藤尾は眼を上げなかった。ただ畳に落す靴足袋の先をちらりと見ただけでははあと悟った。小野さんは座に着かぬ先から、もうめられている。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)