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ひとこえ
ふりがな文庫
“ひとこえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一声
97.5%
一聲
2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一声
(逆引き)
と、
一声
(
ひとこえ
)
かければ、すぐ飛んで来て、戸も開けよう、手を取って、迎え上げもしよう。けれどこの身はいま、自分のものでない。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私は顔を空ざまにして、あらん限りの肺臓の力を以て、花火の様な
一声
(
ひとこえ
)
を上げた。胸と喉の筋肉が無限の様に伸びて、一点の様にちぢんだ。
火星の運河
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ひとこえ(一声)の例文をもっと
(39作品)
見る
一聲
(逆引き)
妻
(
つま
)
はおれがためらふ
内
(
うち
)
に、
何
(
なに
)
か
一聲
(
ひとこえ
)
叫ぶが
早
(
はや
)
いか、
忽
(
たちま
)
ち
藪
(
やぶ
)
の
奧
(
おく
)
へ走り
出
(
だ
)
した。
盜人
(
ぬすびと
)
も
咄嗟
(
とつさ
)
に
飛
(
と
)
びかかつたが、これは
袖
(
そで
)
さへ
捉
(
とら
)
へなかつたらしい。おれは
唯
(
ただ
)
、
幻
(
まぼろし
)
のやうに、さう
云
(
い
)
ふ
景色
(
けしき
)
を
眺
(
なが
)
めてゐた。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ひとこえ(一聲)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひとこえ”の意味
《名詞》
一度声を出すこと。一度鳴くこと。またその声。
ひとこと口にすること。
決定的なひとこと。重要なひとこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
いつせい
ひとこゑ
いっせい
こえ