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猝
ふりがな文庫
“猝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にはか
50.0%
にわか
33.3%
いつわ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にはか
(逆引き)
九泉に堕つる涙まことこもりて、再び
亡魂
(
なきたま
)
をや還しぬべき。しかすがに亡き人の神気すでに散じたれば、
猝
(
にはか
)
にわれ等と
談
(
かたら
)
ひ難くや
『聊斎志異』より
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
猝(にはか)の例文をもっと
(3作品)
見る
にわか
(逆引き)
乃
(
すなわ
)
ち
曹国公
(
そうこくこう
)
李景隆
(
りけいりゅう
)
に命じ、兵を調して
猝
(
にわか
)
に河南に至り、周王
橚
(
しゅく
)
及び
其
(
そ
)
の
世子
(
せいし
)
妃嬪
(
ひひん
)
を
執
(
とら
)
え、爵を削りて
庶人
(
しょじん
)
となし、
之
(
これ
)
を
雲南
(
うんなん
)
に
遷
(
うつ
)
しぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
猝(にわか)の例文をもっと
(2作品)
見る
いつわ
(逆引き)
恰も此の辺は沼沢地であり、走るに不便だ。追うこと暫くして、其の間半町、
将
(
まさ
)
に賊将を獲んとした時、賊将
上山
(
かみやま
)
六郎左衛門、
猝
(
いつわ
)
って師直の身代りになって討死した。
四条畷の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
猝(いつわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
猝
漢検1級
部首:⽝
11画
“猝”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹
蒲原有明
幸田露伴
菊池寛
森鴎外
岡本綺堂