“朱色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅいろ50.0%
しゆいろ30.0%
しゅしょく10.0%
しゆしよく10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其が夥間(なかま)の一人だつたのが分つたから、声を掛けると、黒人(くろんぼ)が突倒(つきたお)して、船は其のまゝ朱色(しゅいろ)の海へ、ぶく/\と出たんだとさ……可哀相ねえ。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
其(それ)が夥間(なかま)の一人(ひとり)だつたのが分(わか)つたから、聲(こゑ)を掛(か)けると、黒人(くろんぼ)が突倒(つきたふ)して、船(ふね)は其(そ)のまゝ朱色(しゆいろ)の海(うみ)へ、ぶく/\と出(で)たんだとさ……可哀相(かはいさう)ねえ。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
全身は真黒で、嘴(くちばし)だけが朱色(しゅしょく)に輝いていた。その烏は科学者の方をジロジロと見廻しているようであったが、呀(あ)ッという間もなく液体のなかにもぐってしまった。
科学者と夜店商人 (新字新仮名) / 海野十三、佐野昌一(著)
僕一人(ひとり)先(ま)づ目覚めて船甲板(ボウトデツキ)を徘徊して居ると、水平線上の曙紅(しよこう)は乾いた朱色(しゆしよく)を染め、他(た)の三方(ぱう)には薄墨(うすずみ)色を重ねた幾層の横雲(よこぐも)の上に早くも橙色(オランジユいろ)や白金色(プラチナいろ)の雲の峰が肩を張り
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)