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朱鷺色
ふりがな文庫
“朱鷺色”の読み方と例文
読み方
割合
ときいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときいろ
(逆引き)
入口を見ると、三分刈のクリ/\頭が四つ、
朱鷺色
(
ときいろ
)
のリボンを結んだのが二つ並んで居た。自分が振り向いた時、いづれも
嫣然
(
につこり
)
とした。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
純白や、クリーム色や、
朱鷺色
(
ときいろ
)
や、薄いモーヴや、さまざまの色のロオブの裾が、海風に吹かれて花むらの花のように揺れている。
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
真白なのは、
掌
(
てのひら
)
へ、
紫
(
むらさき
)
なるは、かへして、指環の
紅玉
(
ルビイ
)
の輝く
甲
(
こう
)
へ、
朱鷺色
(
ときいろ
)
と黄の
脚
(
あし
)
して、軽く来て
留
(
とま
)
るまでに
馴
(
な
)
れたのであつた。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
朱鷺色(ときいろ)の例文をもっと
(31作品)
見る
“朱鷺色(
鴇色
)”の解説
鴇色(ときいろ)は、トキの風切羽の色である。やや紫に近い淡いピンク。黄がちなピンクを想像する人もいる。朱鷺色や桃花鳥色とも表記する。古名は鴇羽色(ときはいろ)。
江戸時代の染色指南書である『手鑑模様節用』には、「とき羽色一名志ののめいろ」とあり、東雲色(曙色)と同色とされている。特に若い女性の小袖の地色として、現代も好んで使われている。
若い女性の顔色の形容として使われることもある。
(出典:Wikipedia)
朱
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
鷺
漢検準1級
部首:⿃
24画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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