“時明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ときあか33.3%
ときあかり33.3%
ときあきら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
来る日も来る日も五月雨で、鬱陶うっとうしい限りではあるが、朝から晩まで全く降り通すわけではない。時明ときあかりというやつで、今にも晴れそうな気配を見せることがある。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
時明ときあかりしてさ迷ひあるき
詩集夏花 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)
その娘の名はおべにと云い、北国の名家、佐々隆行、その一族の姫なのであった。その父の名は時明ときあきら、その母の名はお園の方、一時はときめいた身分なのであった。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)