“ときあか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
説明81.8%
時明9.1%
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの輪未だ長く𢌞めぐらざるまに(かくいひて目を天にむく)、わがことばのなほよく説明ときあかす能はざるもの汝にあきらかなるにいたらむ 八八—九〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
来る日も来る日も五月雨で、鬱陶うっとうしい限りではあるが、朝から晩まで全く降り通すわけではない。時明ときあかりというやつで、今にも晴れそうな気配を見せることがある。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
其小なるや、一身の哀歡を歌ふに過ぎざれども、其大なるや、作者乾坤けんこんみて、能く天命をときあかし、一世の豫言者たることを得べし。其さまなほ雲にのぼ高嶽かうがくのごとく、いよ/\高うして彌いちじるし。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)