“ときあきら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トキアキラ
語句割合
時明50.0%
時朗50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その娘の名はおべにと云い、北国の名家、佐々隆行、その一族の姫なのであった。その父の名は時明ときあきら、その母の名はお園の方、一時はときめいた身分なのであった。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
浜野氏に請うて看ることを得た由緒書に拠れば、角兵衛、初め津之助と称す、名は知雄ともを頼雄よりをの孫、時朗ときあきらの子で、印西いんせい流弓術を以て阿部家に仕へ、此年六十九歳になつてゐた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)