“歓声”のいろいろな読み方と例文
旧字:歡聲
読み方割合
かんせい93.3%
くわんせい6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前に集まっていた二十何人の友だちは一せいに歓声かんせいをあげた。自動車は小屋の中から、がたがたと音をさせて外に姿をあらわした。
火星探険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
思わず道へとびだすと、歓声かんせいをあげながらバスのあとを追って走った。新らしい力がどこからわいたのか、みんなの足は早かった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
木々の歓声くわんせいとすべての窓の性急なるのつくもてよび覚ます。
詩集夏花 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)