“こじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孤寂87.5%
小癪12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孤寂こじゃくにうるんだいとも淋しげな眸であった。いつか、四山の峰のひだは、ふかい暗紫色をりこんで、水の見えない琵琶湖の方に、厚ぼったい雲が下がっていた。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ宰相たるのゆえをもって、無為無策のまま臨んでも、かえって諸員に迷妄を加えるのみですから、暫しじっと、孤寂こじゃくを守って、深思していたわけであります。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玉和国の花里てえ素敵もねえ代物しろものよ、夏の牡丹餅もだもちと来ていアがるから小癪こじゃくさわらア、な一晩行って見な、若大将の※待もてかたてえものはねえぜ、ところでよ、此方こっちの阿魔と来たら三日月様かなんかで