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火燄
ふりがな文庫
“火燄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かえん
75.0%
ほのお
12.5%
ほのほ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かえん
(逆引き)
(この間牝猿の等閑になしゐたる鍋煮え越す。大いなる
火燄
(
かえん
)
燃え立ちて、烟突に向ふ。魔女恐ろしき叫声をなし、烟突より火燄の中を
穿
(
うが
)
ちて降る。)
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
火燄(かえん)の例文をもっと
(6作品)
見る
ほのお
(逆引き)
不動尊の
背負
(
しょ
)
って居らるる
伽婁羅炎
(
かるらえん
)
という火は魔が逃げれば逃げるだけ其
火燄
(
ほのお
)
が伸びて何処までも追駈けて
降伏
(
ごうぶく
)
させるというが、
嫉妬
(
しっと
)
の火もまた追駈ける性質があるから
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
火燄(ほのお)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほのほ
(逆引き)
私邸に起臥しては朝暮
衣食
(
いゝし
)
の獄に繋がれ、禁庭に出入しては年月名利の
坑
(
あな
)
に墜ち、小川の水の流るゝ如くに妄想の
漣波
(
さゞなみ
)
絶ゆる
間
(
ひま
)
なく、枯野の萱の燃ゆらむやうに煩悩の
火燄
(
ほのほ
)
時あつて閃めき
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
火燄(ほのほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
燄
部首:⽕
16画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
“火燄”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
幸田露伴
夏目漱石
山本周五郎
泉鏡花