トップ
>
大悟
ふりがな文庫
“大悟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいご
80.0%
だいご
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいご
(逆引き)
虱
(
しらみ
)
を
捫
(
ひね
)
る事一万疋に及びし時
酒屋
(
さかや
)
の
厮童
(
こぞう
)
が「キンライ」
節
(
ふし
)
を聞いて
豁然
(
くわつぜん
)
大悟
(
たいご
)
し、茲に
椽大
(
えんだい
)
の
椎実筆
(
しひのみふで
)
を
揮
(
ふるつ
)
て
洽
(
あまね
)
く
衆生
(
しゆじやう
)
の
為
(
ため
)
に
為
(
ゐ
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
経
(
きやう
)
を
説解
(
せつかい
)
せんとす。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
この無感情が、
大悟
(
たいご
)
の無表現ででもあったなら
偉
(
えら
)
いものであるが、彼の場合は、現れたとおりの、
懸値
(
かけね
)
なしであるからまことに
愍
(
あわ
)
れというほかはない。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大悟(たいご)の例文をもっと
(12作品)
見る
だいご
(逆引き)
それ故に
大梅和尚
(
たいばいおしょう
)
が
馬祖大師
(
ばそだいし
)
に問うて
如何
(
いか
)
なるか
是
(
こ
)
れ仏、馬祖答えて即心即仏という、大梅が其の
言下
(
ごんか
)
に
大悟
(
だいご
)
したという、其の時に悟ったじゃ、此の世は実に仮のものじゃ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大悟
(
だいご
)
すれば、
居士
(
こじ
)
の
謎
(
なぞ
)
めいた言葉も、おのずから
解
(
と
)
けたような心地がする。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大悟(だいご)の例文をもっと
(3作品)
見る
“大悟”の意味
《名詞》
大 悟(たいご、だいご)
完全な悟りを開くこと。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
悟
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“大悟”の類義語
菩提
彼岸
涅槃
悟道
“大悟”で始まる語句
大悟徹底
検索の候補
大悟徹底
豁然大悟
翻然大悟
“大悟”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
吉川英治
内田魯庵
佐々木邦
幸田露伴
山本周五郎
芥川竜之介
坂口安吾