“悟道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごどう55.6%
ごだう22.2%
さとり22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがその聡明霊利が悟道ごどうの邪魔になって、いつまでっても道に入れなかったと兄さんは語りました。さとりを知らない私にもこの意味はよく通じます。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
思へば悟道ごだうの末も稍〻やゝ頼もしく、風白む窓に、傾く月をさしまねきてひやゝかに打笑うちゑめる顏は、天晴あつぱれ大道心者だいだうしんしやに成りすましたり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
此等これらの事を考へなければ本当の智識ちしきとは言へんとふ事ださうでございます。随分ずゐぶん悟道さとりはうには
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)