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悟道
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ごどう
ふりがな文庫
“
悟道
(
ごどう
)” の例文
ところがその聡明霊利が
悟道
(
ごどう
)
の邪魔になって、いつまで
経
(
た
)
っても道に入れなかったと兄さんは語りました。
悟
(
さとり
)
を知らない私にもこの意味はよく通じます。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一方、昭青年は早く機会を見付けて何とか始末をしなくては、
悟道
(
ごどう
)
の
妨
(
さまた
)
げにもなるし、姫のためにもよくない。
鯉魚
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
峻厳である一方
悟道
(
ごどう
)
の用心が慎重である。
徒
(
いたずら
)
に
喝棒
(
かつぼう
)
なんぞと、芝居めいた
振舞
(
ふるまい
)
にも出でない。そこにも好感が持たれる。殊にこの『正法眼蔵』は和文で物してある。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
ともいえる
悟道
(
ごどう
)
に近い
妙生
(
みょうしょう
)
を身にもつようになったのは、彼自身がその戦陣軍務の多忙と健康の必要から考え出したところの、ひとつの
座右銘
(
ざうめい
)
から得たものであった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これ利休が職分の深いたしなみから、人生の
悟道
(
ごどう
)
(さとり)に入った証拠であります。憂き辛い世の中も、無心で向えば何ともないという妙諦に茶の経験から入ったのであります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“悟道”の意味
《名詞》
仏教の真理を悟ること。
(出典:Wiktionary)
悟
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“悟道”で始まる語句
悟道軒円玉