“とへはたへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
十重二十重100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十重二十重とへはたへにも築き上げられた大鉄壁を目がけてやじりのない矢をぶつつけるやうな、その矢が貫けないからと云つて気ばかりぢりぢりさせて居たことが、全く無意味に終つてしまつた。
計画 (新字旧仮名) / 平出修(著)
美しいお糸を十重二十重とへはたへに包んで、晝のうちから水もらさぬ警戒振りです。
「へエ——、下つ引が五六十人、十重二十重とへはたへに圍んでゐますよ」