“うすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
碓氷75.0%
臼井9.6%
雨水5.8%
烏水3.8%
烏騅1.9%
碓井1.9%
薄井1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この汽車が通って来た碓氷うすい隧道トンネルには——一寸ちょっとあの峠の関門とも言うべきところに——巨大な氷柱の群立するさまを想像してみたまえ。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
母の父弁三郎は、廃藩後も、臼井うすい町の町長に推されて、酒席や平常の上でも、すこぶる豪放磊落らいらくな人で、郷党たちにはひどく敬愛されていたらしい。
扇縄おうぎなわの一かくに、雨水うすいをたくわえておくまでのこと」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小島烏水うすい君の意見にれば、其真意は日本に於ける氷河捜索にあったのだという。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「さきにあなたが盗まれた名馬烏騅うすいは、盗んだ桃花山の周通しゅうつうを納得させて、そこのとばりの外につないである。あらためてお返し申す」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
からくも、のがれえていた呼延灼こえんしゃくは、ただ一騎で、狂気したような名馬烏騅うすいの背にしがみついたまま何処へともなく馳けていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
碓井うすい峠の権現さまよ……
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
暖かくかなしい心持をいだいて帰った雪の途中で出来上った小説「雪の日」は、その翌年に発表された。十六になる薄井うすいの一人娘おたまが、桂木かつらぎ一郎という教師と家出をしたというのが筋である。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)