“呼延灼”の読み方と例文
読み方割合
こえんしゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からくも、のがれえていた呼延灼こえんしゃくは、ただ一騎で、狂気したような名馬烏騅うすいの背にしがみついたまま何処へともなく馳けていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
梁山泊りょうざんぱくけて来た官軍方の将軍、呼延灼こえんしゃくという野郎だろう。……そいつが来ることは、おとといの晩からわかっていた」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兵員は呼延灼こえんしゃくとして、騎兵三千、歩兵八千、輜重しちょう工兵二千五百、伝令及び物見組約五百。すべてで一万四千人を要求した。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)