“達吉”の読み方と例文
読み方割合
たつきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勇蔵ゆうぞうわってあかぼうりをしながら、ボールをていた達吉たつきちみみへも、一人ひとり子供こどもんできて、伯父おじ災難さいなんらせました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
達吉たつきち伯父おじさんは、あたらしくつくってきた、ぴかぴかひかるブリキのといをのきしたててみて、雨水あまみずながれる勾配こうばいはかっていました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
達吉たつきちは、父親ちちおや戦死せんししてから、戦争せんそうにいった兵隊へいたいさんにたいして、なんとなくいいしれぬしたしみをもつようになったのでした。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)