“勇蔵”の読み方と例文
読み方割合
ゆうぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから、勇蔵ゆうぞうは、ボールをげる仲間なかまはいることもできなかったので、ぼんやりってほかの子供こどもたちのげるのを見物けんぶつしていました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
勇蔵ゆうぞうわってあかぼうりをしながら、ボールをていた達吉たつきちみみへも、一人ひとり子供こどもんできて、伯父おじ災難さいなんらせました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
勇蔵ゆうぞうも、近所きんじょひとたちも、同情どうじょうをしてくれたけれど、きるみちは、畢竟ひっきょう自分じぶんはたらくよりもほかにないということをかれ自覚じかくしたのです。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)