“ゆうぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勇蔵50.0%
雄蔵50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから、勇蔵ゆうぞうは、ボールをげる仲間なかまはいることもできなかったので、ぼんやりってほかの子供こどもたちのげるのを見物けんぶつしていました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
勇蔵ゆうぞうわってあかぼうりをしながら、ボールをていた達吉たつきちみみへも、一人ひとり子供こどもんできて、伯父おじ災難さいなんらせました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
勇蔵ゆうぞうも、近所きんじょひとたちも、同情どうじょうをしてくれたけれど、きるみちは、畢竟ひっきょう自分じぶんはたらくよりもほかにないということをかれ自覚じかくしたのです。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
本はユニオン読本とくほんの第四で先生は坪内(雄蔵ゆうぞう)先生であつた。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)