“春光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅんこう50.0%
しゆんくわう33.3%
はるび16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
満腹の饒舌(にょうぜつ)を弄(ろう)して、あくまでこの調子を破ろうとする親方は、早く一微塵(いちみじん)となって、怡々(いい)たる春光(しゅんこう)の裏(うち)に浮遊している。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
其身(そのみ)が世の名利(みやうり)に拘(かゝ)はらねばなり、此日(このひ)見(み)るもの皆(みな)嬉(うれ)しく、人の為(す)る業(わざ)を有難(ありがた)く思(おも)ひしは、朝の心の快濶(くわいくわつ)なりしうつりか、其(その)飛々(とび/\)の独(ひとり)笑(ゑ)み隅田(すみだ)の春光(しゆんくわう)今日(けふ)新(あたら)し。
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
吃水面際の赤い彩(いろど)り、薄くたなびいた煙り、またはこれ等一切を取りまく、春光(はるび)のもとの明色(めいしよく)の濃い海の青を、三十何年來幻のやうに思ひ泛べられる。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)