“しゅんこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シュンコウ
語句割合
竣工63.9%
竣功13.9%
春光8.3%
春好2.8%
春江2.8%
春耕2.8%
春郊2.8%
春鴻2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シナノ? すると、あの六万何千トンかあったやつかね。太平洋戦争中に竣工(しゅんこう)して、館山(たてやま)を出て東京湾口(わんこう)から外に出たと思ったら、すぐ魚雷(ぎょらい)攻撃を
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
まだ竣功(しゅんこう)しないうちにアメリカ軍の William Moultrie(一七三一—一八〇五)大佐がここに立て籠(こも)ってイギリス軍を防いだので、その名が付せられた。
黄金虫 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
神(かみ)さまも、この花(はな)をつつむには、特別上等(とくべつじょうとう)の澄(す)んだやわらかな春光(しゅんこう)をつかっていらっしゃるとしか思(おも)えない。そのうえ、またこの木(き)の葉(は)がすばらしい。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
天明年代の役者絵は春章の門人春好(しゅんこう)春英(しゅんえい)の手に成り、またこの時代より近世浮世絵史上の最大画家と称せらるる鳥居清長の嶄然(ざんぜん)として頭角を顕(あらわ)すあり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
安永天明間の名手勝川春章の流派はその門人春好(しゅんこう)(文政十年歿)春英(文政二年歿)らを過ぎ、春亭(しゅんてい)(文政三年歿)春扇(しゅんせん)(二代春好)に至りて衰滅せり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
春江(しゅんこう)の景色に併せて描いた風俗画だナと思って、また段〻に燈(ともしび)を移して左の方へ行くと、江岸がなだらになって川柳が扶疎(ふそ)としており、雑樹(ぞうき)がもさもさとなっているその末には蘆荻(ろてき)が茂っている。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
袁随園(えんずいえん)の全集には料理の法を論じた食単なるものがある。明治初年西田春耕(しゅんこう)と云う文人画家は嗜口小史(しこうしょうし)を著して当時知名の士の嗜み食うものを説明した。いずれも当時文化の爛熟を思わしむるに足る。
砂糖 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
過日絮談(じょだん)の折にお話したごとく某々氏等(ら)と瓢酒(ひょうしゅ)野蔬(やそ)で春郊(しゅんこう)漫歩(まんぽ)の半日を楽(たのし)もうと好晴の日に出掛(でか)ける、貴居(ききょ)はすでに都外故その節(せつ)お尋(たず)ねしてご誘引(ゆういん)する
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
春鴻(しゅんこう)の去るが如く、春燕(しゅんえん)の来るが如く、参勤(さんきん)交代の制によりて、江戸とその領地との間を去来したるの外は、日本国内の往来(おうらい)交通すら殆んど自由ならざりしなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)